TGSブログ– category –
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「誰も問いを投げなかった」──小学2年生と暴力事件が問いかけるもの
2025年5月、東京都立川市の小学校に外部の男性2人が侵入し、教職員5人を負傷させるという前代未聞の事件が起きました。加害者のひとりは、同校に通う小学2年生の児童の母親の知人でした。小学2年生──まだ物事の良し悪しを学び、友達関係に不安や喜びを抱き... -
つながる力が生きる力になる──フィリピンの子どもたちとの出会いから
2025年5月、私はフィリピン・マニラでストリートチルドレン支援のチャリティに参加します。■ 日本とフィリピン──孤立とつながりの文化日本の子どもたちは、いじめや不登校をきっかけに沈黙しがちです。一方、フィリピンの子どもたちは、困難の中でも笑い合... -
子どもを守る「覚悟」と、行政書士にできること
いじめや不登校の問題に直面したとき、親として必要なのは「この子を守る」と決める覚悟です。それは、子どもにとっても、親の愛情と行動力を実感できる大きな支えとなります。 問題が表面化したときに何も対応しなければ、「予見可能だったのに放置した」... -
会話の力を、もう一度
SNS全盛の時代――私たちは日々、膨大な情報を発信し、受け取っています。けれど、ふと感じるのです。「本当に心が通じ合っているだろうか?」と。 そんなとき、私はある懐かしい番組を思い出します。戦後日本の混乱のなか、人々に希望と知恵を届けてくれた... -
予見可能性を示されたら、どうすべき
一度、いじめやハラスメントの予見可能性を示された後に、同じことが再び起きると、組織が訴えられるリスクがあります。 だからこそ、組織全体として注意喚起を行い、どのような対応を取ったのかを記録として残すことが重要です。 TGS行政書士事務所では、... -
文書作成支援報告書とは
TGS行政書士事務所では、依頼者様からのご相談に基づき、内容証明郵便等に使用する文書の作成支援を行った際、その業務完了の証として、本報告書を作成しお渡ししております。令和○年○月○日依頼者 〇〇〇〇 様下記のとおり、行政書士法第1条の2に基づき、... -
不登校24万人時代。いまこそ、ご家庭ができることを。
不登校は、決して「怠け」や「甘え」ではなく、心からのSOSかもしれません。TGS行政書士事務所では、学校とのやりとりや記録づけ、進路情報の整理などを通して、ご家庭が“いま必要な一歩”を見つけられるよう、冷静で現実的なサポートを行っています。 【1... -
同一案件でなければ内容証明郵便の作成については、送る側・受け取った側の双方から行政書士に依頼できます
内容証明郵便は、送る側・受け取る側どちらの立場でも支援できます内容証明郵便は、いじめやハラスメントなどの問題を「文書で記録し、責任を明確にするための手段」として有効です。TGS行政書士事務所では、被害を訴える側(送る側)だけでなく、通知を受... -
予見可能性ってなに
いじめやハラスメントを「まさか問題になるとは思わなかった」で済ませないために、予見可能性(問題になると事前に気づけたか)が重要になります。 内容証明郵便などで正式に注意すれば、相手は「これは問題だ」と自覚できます。 学校や職場も、放ってお... -
内容証明郵便はいじめハラスメントに役立つのか
いじめ問題に対して、内容証明郵便は「予見可能性」を生むツールとして有効です。 加害者に対して、被害の事実や改善を求める文書を正式に送ることで、「これ以上続ければ問題になる」と明確に伝えることができます。 これにより、「知らなかった」「冗談...