お知らせ– category –
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SNSでは「誰かに届く」ようで、実は“誰にも届いていない
SNSには「いいね」や共感コメントがつくこともあります。しかし、それは一時的な承認であり、本当の問題解決には結びつかないものです。 人が本当に求めているのは、自分の苦しみを理解し、改善に向けて誰かが動いてくれること。しかし、SNSは気持ちを共有... -
「ひきこもり」と“児童虐待防止法”
ひきこもり」の定義は、厚生労働省のガイドラインによると、社会的参加(就学・就労・家庭外での交遊など)を回避し、原則として6か月以上にわたって家庭にとどまり続けている状態を指します。日本の「ひきこもり」の人数は、全国で推計約146万人とされて... -
エンディングノート作成支援と公的な取り組み
「人生の整理帳」とも言えるエンディングノートは、大切な人への想いや希望を伝えるだけでなく、将来の手続きの円滑化にも役立ちます。TGS行政書士事務所では、個別のニーズに応じた作成支援を行うとともに、公的な支援事例を参考にしたアプローチを提案し... -
不登校の“静かな爆弾”に気づくために——最悪の事態を防ぐ「予見」と「記録」のすすめ——
近年、「無理に学校へ行かなくてもよい」という考え方が広まり、不登校は本人のペースを尊重する選択肢の一つとして肯定的に受け止められるようになった。しかし、その背後にあるもう一つの側面——誰にも気づかれなかった怒りや絶望——には、注意が必要だ。... -
「誰も問いを投げなかった」──小学2年生と暴力事件が問いかけるもの
2025年5月、東京都立川市の小学校に外部の男性2人が侵入し、教職員5人を負傷させるという前代未聞の事件が起きました。加害者のひとりは、同校に通う小学2年生の児童の母親の知人でした。小学2年生──まだ物事の良し悪しを学び、友達関係に不安や喜びを抱き... -
つながる力が生きる力になる──フィリピンの子どもたちとの出会いから
2025年5月、私はフィリピン・マニラでストリートチルドレン支援のチャリティに参加します。■ 日本とフィリピン──孤立とつながりの文化日本の子どもたちは、いじめや不登校をきっかけに沈黙しがちです。一方、フィリピンの子どもたちは、困難の中でも笑い合... -
子どもを守る「覚悟」と、行政書士にできること
いじめや不登校の問題に直面したとき、親として必要なのは「この子を守る」と決める覚悟です。それは、子どもにとっても、親の愛情と行動力を実感できる大きな支えとなります。 問題が表面化したときに何も対応しなければ、「予見可能だったのに放置した」... -
会話の力を、もう一度
SNS全盛の時代――私たちは日々、膨大な情報を発信し、受け取っています。けれど、ふと感じるのです。「本当に心が通じ合っているだろうか?」と。 そんなとき、私はある懐かしい番組を思い出します。戦後日本の混乱のなか、人々に希望と知恵を届けてくれた... -
予見可能性を示されたら、どうすべき
一度、いじめやハラスメントの予見可能性を示された後に、同じことが再び起きると、組織が訴えられるリスクがあります。 だからこそ、組織全体として注意喚起を行い、どのような対応を取ったのかを記録として残すことが重要です。 TGS行政書士事務所では、... -
文書作成支援報告書とは
TGS行政書士事務所では、依頼者様からのご相談に基づき、内容証明郵便等に使用する文書の作成支援を行った際、その業務完了の証として、本報告書を作成しお渡ししております。令和○年○月○日依頼者 〇〇〇〇 様下記のとおり、行政書士法第1条の2に基づき、...